郷土に誇りを持ってもらおうと、日南市立飫肥（おび）小学校（宮崎宏子校長・全校児童351人）６年生の児童６５人が旧飫肥藩の藩校「振徳堂」で読書活動をしました。
この活動は明治の偉人・小村寿太郎たちが学んだ場の空気や思いを感じながら読書への関心を高めてもらおうと、毎年行われています。
畳の上に児童たちは正座をして、学校の図書室や市立図書館で借りた本などを約３０分集中して読んでいました。
▽本を読んだ山口基騎さん（11歳）は「社会の授業で出ていたので日本国憲法の本を読みました。少し足がしびれたけれど静かに読書ができた」 ▽パスタのひみつが書かれている本を読んだ谷口沙愛羅さん（11歳）は「小村寿太郎が学んだ場所で、昔を感じながら読書ができたので良かったです」と話していました。
▽郷原里奈教諭は「6年生は歴史的な学習で取り扱っている、日南市の偉人・小村寿太郎侯が使った場所で子ども達は読書ができ、由緒施設を観ることも貴重だと思います」と話していました。
飫肥小学校では６月に４年生、９月に２年生も振徳堂で読書活動をする予定です。
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