日南市内のコンビニエンスストア３社合同で防犯訓練がセブン-イレブン日南油津店で８月２１日に行われました。 宮崎県内では初めてとなる３社合同訓練には、市内にあるセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン店舗から店員、日南警察署の署員ら合わせて２０人あまりが参加。
強盗事件の訓練では警察署員が犯人役に扮して、店員に電子マネーの購入方法を説明していたところ、包丁を突きつけ「金を出せ、殺すぞ」と脅迫して、現金を奪って車で逃走する想定。
続いて電子マネーカードを購入しようとする特殊詐欺を想定した訓練では、慌てた女性客が購入方法が分からず、店員が販売できないことを伝え、被害を未然に防ぐことができるかなど確認しました。
▽訓練に参加したセブンイレブン日南油津店・店長の山口順平さんは「油断をしている隙に強盗や詐欺事件は突然起こると感じた。今回の訓練をとおして普段から心構えや準備をしていきたい」と話していました。
▽日南警察署・生活安全課の児玉尚仁警部補は「まず安全確保を優先にしてもらい、犯人や車の特徴、逃走方向を確認。詐欺の手口を理解してほしい」と店員に話しました。
宮崎県警のまとめでは２０２２年県内で、特殊詐欺が５２件発生しており、被害額は約１億６,３５０万円。 今年７月までに３１件の被害が出ており近年増加傾向となっています。 日南市内ではここ近年コンビニでの強盗事件は発生していません。
△カラーボール標てき訓練
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