6月10日の時の記念日を前に、日南市立飫肥(おび)小学校(宮崎宏子校長・全校児童351人)6年生の児童65人が、学校の敷地内にある鐘撞き堂で鐘つきをしました。 大きな鐘の音に耳を塞ぐ児童もいれば、小さな音が鳴ってしまったグループも。
江戸時代中期に造られたこの鐘撞き堂は、太平洋戦争で軍に鐘を差し出しましたが、市民の手によって1965年に復元された歴史があります。 鐘つきは今も飫肥城の鐘をつく会を中心に、毎朝6時に鐘をついています。
▽鐘をついた児童は「復帰した鐘をつくことができて良かった」「思いっきりやろうと思ったけど、力が弱くてできませんでした。あんまり朝早く起きられないので早く起きようと思いました」と話していました。
また、学校では郷土学習に取り組んでいる「飫肥城下町文化財愛護少年団」の結団式が行われ、団員である児童代表が「飫肥の歴史と文化を愛し大切に守っていくことを誓います」と誓いの言葉を述べて、時間の大切さを確認していました。
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