日南市の目井津港にある南郷漁協で２０２４年の初セリが行われました。 地元仲買人や漁協職員など、およそ３０人が集まって初セリ式があり、髙橋日南市長がセリ人を務めてセリ始めを告げました。 南郷沖で捕れた４匹の「マダイ」４.３キロが、通常よりおよそ１０倍高い、８万６０００円のご祝儀相場でセリ落とされました。
港には定置網で水揚げされたばかりのサバやアジ、シビやニベなどのセリが行われ、威勢の良い声が響きわたっていました。
▽南郷漁協・元浦亮組合長「前年からすると初セリはだいぶあかっていると思う。去年カツオ船が過去最高の水揚げがあった。今年もそれを狙って各船が頑張ると思う。沿岸もたくさんの水揚げを期待しています。災害が起こっていますので、安心して生活・水揚げできることが願いです」とコメント。
初日はおよそ１８.６トン（約640万円）の水揚げがあり、昨年の初日より１トン程多い水揚げで、関係者は今年の取引に期待しています。
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