2023年に日南線が開業60周年を迎えたことを記念して、朱色に塗装した車両キハ40形の1両(1編成)が運行されます。
屋根が灰色、車体が朱色の一色に塗り分けられたディーゼル車は、首都圏を走っていたことから「首都圏色」や「タラコ色」とも呼ばれており、1985年頃まで九州各地でも走行していました。
運行開始に先だって7月7日に南宮崎駅ではお披露目会が行われ、午前と午後の2部制で、東京や愛知などから約40人が参加。 見学時間は60分で参加者たちは、運転台や外観など写真を撮るなどして楽しんでいました。
車両基地には黄色く塗装がされた「日南マリーン号」も隣に並び、中には模型と一緒に写真に収める人の姿もありました。
▽鹿児島からの参加者は「模型と並べて撮るのが好きです。キレイにできていると思います」 ▽福岡からの参加者は「ここで観るのは新鮮ですごいですね。朱色は九州以外では観られるけど九州では珍しい」
▽フリー鉄道アナウンサー田代剛さん「昭和ノスタルジー感じられる人がこの日南線に乗って体感してもらう。新たな県南の観光の魅力・商材としても活躍してもらいたい」とコメント。
▽JR九州宮崎支社・吉村一喜支社長は「今回、小倉工場へ定期的に入場(整備)をしますので色を塗り替えます。せっかくなのでみなさんに愛される昔の色『首都圏色』に塗り替えた。主に日南線を走るので沿線のみなさんに愛していただけたらと思います。ぜひ乗ってください」と話していました。
JR九州によると朱色の日南線は、7月12日(金)より南宮崎~志布志間で運行を開始します。
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