日南学園高校（久保田一史校長・全校生徒446人）調理科による「第39回 卒業作品発表会」が１２月１２日に開かれ、保護者や学校関係者など、およそ８０人が集まって生徒たちの力作を鑑賞しました。
生徒たちが制作した和洋折衷の料理はおよそ１００点以上で、クリスマスや正月にちなんだメニューも。 訪れた人たちは生徒から説明を受けながら美味しそうに食べていました。
▽来春県内のホテルに就職する田中瑠唯さん（18歳）は「牛肉のカルパッチョを薄くスライスするところが苦労しましたが、これまでの努力が実ったと思う。就職して技術を身につけてクオリティーの高う料理を作れるようになりたい」 ▽母の由美子さん（42歳）は「周りの人から教えてもらいながら腕を磨いてくれることに期待したい」と話していました。
作品以外にも学食に食材を提供している地元の生産者とのコラボメニュー「デコポンゼリー」や「ナス南蛮」などもありました。
２学期制となり今年から発表会の開催を早めた日南学園。 ３月に卒業する調理科３年生１６人の進路は、県内外のホテルや飲食店などへの就職、大学や専門学校への進学が決まっています。
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