コロナ禍の3度目となる旅立ちの春です。 日南市木山にある専門学校、宮崎福祉医療カレッジの卒業式が3月4日に開かれ、卒業生44人が巣立ちました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、保護者や来賓の招待は無く感染症対策をして学校関係者のみで卒業式が執り行われました。 式典では介護福祉学科と社会福祉士学科、それに福祉総合学科のスポーツ福祉コースの生徒へ学校長から卒業証書が一人一人に授与されました。
このあと飯干賢校長が「介護の仕事はこれから5年10年でさらに改善されは無くてはならない仕事。就職進学先でも頑張ってほしい」と式辞。
▽卒業生を代表して答辞を述べたネパールから留学生、介護福祉学科のパウデル・クリシュナさん(25歳)は「ネパールは日本のような介護システムがないので、たくさんの経験を積んで将来ネパールに取り入れることができるようにしたい。これから日本へ留学する人にも介護を勉強した方が自分の国にも役立つので勧めたい」と話していました。
▽スポーツ福祉コースの野球部でピッチャー・木島泉月さん(20歳)は「2年間で介護やパソコンの資格を取ることができた。野球をしていた中で技術面だけではなく礼儀なども学べたので社会人野球を続けるので活かしていきたい」とコメント。
新型コロナ収束の兆しがなかなか見えない中、卒業生は福祉医療施設への就職、社会人野球や進学などの道に進みます。
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