アルミ缶再生でSDGs 小学生が作品づくり


 家庭から出たアルミ缶を再生して作品作りです。 体験したのは日南市立桜ヶ丘小学校の6年生。

 粘土で好きな形を作って石膏で型を取ったものは、四つ葉のクローバーや野球のバットなど様々。 これに小さくつぶしたアルミ缶を七輪の炭火で溶かして型に流し込みます。

 温度はおよそ660度。 アルミを溶かす作業をしているのは、なんと校長先生。(藤元安春校長)中学校で17年美術を指導した経験があるんだとか。

 約10本分のアルミ缶を使って70グラム程の置物が完成。 児童たちは流し込んだ型からアルミを慎重に取り出して、ヤスリで磨く作業をしました。

▽体験をした児童は「アルミ缶が別の物になるのがすごいと思う。野球が好きだからバットの形。初めてすることだったから楽しかった」

▽中にはオクラの断面をデザインする児童も「オクラが好きだからです。バッチリできて嬉しい。捨てるだけじゃなくて、リサイクルできたら、もう1個のものができるから嬉しいです」 

▽SDGsについて児童は「SDGsとはずっと気候変動のことだけと思ってたんですけど、アルミ缶などの身近なものを再利用することによって、SDGsにつながるんだなと思いました」

「アルミ缶でSDGs!」

体験した児童たちは貴重な資源を再利用できることを学習できたようです。

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