密漁の防止に向けた取り組みとして、日南市内の漁港で、夜間のパトロールが行われました。 このパトロールは、密漁対策の一環として、市や漁協などで組織する県南部地区密漁防止対策協議会が毎年行っているものです。
11月4日の夜は、大堂津や油津の漁港、鵜戸地区など7箇所を巡回して、釣りをしている人に声かけをしてパトロールをしました。
市職員「密漁と疑われる人を見かけたら日南市の水産林政課か警察にご連絡ください」と呼びかけ。
協議会のまとめによると、2024年度に伊勢えびなどの密漁で、日南市では10人、串間市で2人が検挙されたということです。
11月中旬に、南郷地区でもパトロールが予定されています。不審な侵入や密漁が疑われる場合には、必要に応じて検挙を行うこともあるとしています。
▽日南市役所・水産林政課の藤浦航主事は「日南と串間市では伊勢えびの密漁が後を絶たない状況。密漁はれっきとした犯罪、漁業権の侵害ですので、密漁はやめてください」と話していました。
密漁防止に向けて、関係機関が連携を強めながら、今後も定期的なパトロールを続けていきたいとしています。
お問い合わせ
県南部地区密漁防止対策協議会事務局
tel.0987-31-1135(日南市役所 水産林政課)




