
城下町として栄えた日南市飫肥(おび)で、車いす利用者も宿泊できるバリアフリー対応の古民家宿の開設を目指し、飫肥地区で長年まちおこし活動に取り組んできた67歳の中島康俊さんが、クラウドファンディングに挑戦しています。
中島さんが開設を目指しているのは、築160年の古民家を活用した宿「飫結肥(おむすび)」です。車いす利用者も安心して利用できる宿を目指し、来年のオープンに向けて準備を進めています。


飫肥は歴史ある城下町として知られていますが、車いす利用者が安心して過ごせる場所が少なく、武家屋敷が立ち並ぶ飫肥地区にはバリアフリー対応の宿泊施設がないということです。
中島さんは、社会福祉法人で8年間働いた経験から、障がいのある人たちが外出先で困る現実を知り、「誰もが飫肥のまちなみを楽しめる場所をつくりたい」と、今回の挑戦を決意しました。
しかし、物価高や資材費の高騰により、改修費用は当初の予定を大きく上回り、費用を抑えるために中島さん自ら内装工事を行っているということです。 集まった支援金は、車いす用リフトの設置や段差の解消工事などに活用される予定です。
▽福祉施設で働きながら準備を進める中島さんは、「障がいのある方もない方も、誰もが飫肥を楽しめる場所にしたい」と話しています。
施設では宿泊のほか、軽食の提供や人力車による観光案内、地元ならではの体験メニューも計画しています。宿泊料金は、一泊一棟貸しで4人まで2万5000円を予定しています。
クラウドファンディングは、5月30日から7月5日まで、「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で行われています。 なお、クラウドファンディング以外でも支援を受け付けています。

▽クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/950343/view(CAMPFIRE)
▽クラウドファンディング以外の支援方法
問い合わせ先
飫結肥(おむすび) 担当:中島
tel.090-2088-3898(平日夕方以降か土日)



