6月10日の「時の記念日」に合わせ、地区の文化財を守り、時間を大切にしようと、日南市立飫肥小学校(松浦秀樹校長・全校児童328人)の6年生67人が、学校の敷地内にある鐘撞き堂で、鐘つきを体験しました。
この日はまず、飫肥についての郷土学習に取り組む「飫肥城下町文化財愛護少年団」の結団式が行われ、団員である児童代表の山下憂乃さんが「飫肥地区の残る伝統芸能や文化財を大切に守っていくことを誓います」と誓いの言葉を述べました。
その後行われた鐘つき体験では、児童たちが4人1組になり、力を合わせて交互に20回ほど鐘をついていきました。
お腹に響くような大きな音に思わず耳を塞ぐ児童や、思うように音が響かず苦笑いするグループなど、境内は賑やかな雰囲気に包まれました。
▽参加した児童は、 「意外と大きい音が出てビックリした」「思ったより大きい音が出てびっくりしました」「これからは時間をきっちり守ろうと思いました」「時間の大切さを学ぶことができました」「私たちが鐘をついていくことで、時計も時間も大切にされていくんだなと思いました」 と、それぞれ笑顔で話していました。
この鐘撞き堂は江戸時代中期に造られたもので、太平洋戦争中に一度は軍に供出されたものの、1965年に市民の手によって復元されたという歴史があります。
飫肥城鐘をつく会の大塚昇会長から、鐘撞き堂の歴史や時間の大切さについての話もあり、児童たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
この伝統の鐘は、現在もメンバーによって、毎朝6時、飫肥城下町に鳴り響いています。




