宮崎県総合博物館主催の「酒谷川のノボリコ漁と生き物」が酒谷川の東光寺橋付近で5月14日に行われました。 これは子供達に昔からの漁法を体験してもらい、伝統を保存していくことや河川をきれいにする大切さを学んでもらうため毎年実施され、親子約60人が参加しました。 約50年ノボリコ漁をしている那須義春さん(82)らが、ノボリコ漁の説明をし、児童達はノボリコ漁の仕掛けを2つ川に作りました。
仕掛けは、浅瀬に幅1~1.5メートルの魚道を作り、魚道にナイロン製の網を隙間なく敷きます。網が流されないように石で固定し網の引き上げを待ちます。満潮を向かえた頃に児童達は下流の方から網をゆっくりと引き上げてノボリコを捕獲しました。
宮崎市から参加した児童は「色々な魚が捕れて、先生に聞いて魚が分かるようになって勉強になった」と話してくれました。
ノボリコは天ぷらにして食べるのもオススメです。10分ほど揚げるとサクッとした食感が楽しめます。
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