日南市立吾田中学校2年生の生徒たちが日南郵便局で職場体験学習に参加しました。 日頃見ることがない郵便局の事務室では、仕分け作業の手伝いや消印スタンプの体験。
窓口の接客業務やビジネスマナーとしてハガキの書き方など、学校では普段学習しないことも教えてもらいました。
▽生徒「手紙でしか伝えられないことがあることが分かりました。おじいちゃんおばあちゃんに年賀状を出したいです」
郵便局の近くにあるポストの色あせが目立ってきたとのことで、生徒たちはペンキを塗り替える作業を体験。 ハケとローラーを使って朱色のペンキを丁寧に塗っていきました。
サピア日南ショッピングセンターの敷地にあるこのポストは2017 年に設置されたもので今回、初めて塗り替えたそうです。 ペンキの塗り替えは、およそ10年ごとに業者に依頼したり、局員が行っているんだとか。 色あせていたポストがきれいに甦りました。
▽市民は「きれいになって、手紙を出す人が増えるといい」と話していました。
▽ペンキの塗り替えを体験した生徒たち。「力の具合で全然違うし泡が出来たりするので難しかった」「仕事現場を見られて、こんなことをしているんだと思いました」「普段出来ない貴重な体験ができたので、すごく良い経験になったと思います」とコメント。
▽日本郵便株式会社・日南郵便局の林秀明局長「このポストのメンテは社員がやっても相当大変で、中学生がやっても大丈夫かなと思ったんですけど、すごくきれいになって大変有り難いです。手紙の書き方など中学2年生の時期に良い体験になったのではと思っています」と話していました。
職場体験学習を通して生徒たちは、貴重な体験と思い出ができたようです。
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