日南観光アプリ ノベルゲーム完成披露

 観光アプリ・ノベルゲーム「草昧之海(そうまいのうみ)」の完成記者発表が日南市役所で12月7日にありました。

 これは、スマートフォンでノベルゲームをする人を対象に日南へ訪れてもらうため、日南市が500万円の予算をかけて業者へ委託したものです。

 ノベルゲームを制作したのは、2016年11月、日南市油津に支社をオープンした(株)キャリアイノベーション(日南G&GセンターCalau(からう)/本社:東京・千代田区)。

 崎田日南市長は「キャリアイノベーションの社員たちが一生懸命地域を歩いて地域を知って作ってくれたと感じています」と話していました。

 ゲームには、海幸山幸の神話が取り入れられ、神の力を受けながら主人公が日南市内を巡っていくラブストーリーで、日南にある神社や駅、観光スポットやグルメなどが、ほぼ実名で登場します。

 現在は12月に完成したばかりの、序章と第1話がプレーでき、2017年3月までに全10話までを増やす予定で、海外クルーズ客にも楽しんでもらうために多言語化も計画されています。

 増田歩・代表取締役は「日南の皆さんに対して、胸を張って出てきましたと言えるような環境が出来たと思う。(今後の展開について)本章・サブストーリーを含めて、もっと日南市の魅力を世界中に発信できるようなゲームにしていこうと思っていますので、出来るだけ多くの方にゲームに登場して頂きたいと思っています」とコメント。

 神話のノベルゲームを取り入れたのは自治体では初。 全10話までに、1万ダウンロードを目標としています。

 このノベルゲームは、スマートフォンのAndroidと、iOSから無料でダウンロードできるようになっています。






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