２０１９年１２月２０日で営業を終了した日南市星倉にあった宿泊施設「旧かんぽの宿日南」の運営事業者に選定された株式会社グリーン商事と日南市が施設の使用賃貸契約締結を１２月１８日に行いました。 締結後に新名称の発表があり、新名称は「天然温泉ひなたの宿 日南宮崎」となりました。
株式会社グリーン商事の徳留弘二・代表取締役社長「今後またインバウンドがあるこの地域においては、たくさん利用してもらえることが予想される。日南市が持っている観光資源、特に食に重点をおいて食事の提供をしたい。観光の通過点ではなく日中は観光して夜は滞在してゆったりしてもらいたい」
崎田日南市長は「紆余曲折あったが日本郵政や関心を示した企業にも感謝したい。グリーン商事の提案内容や、かんぽの宿を連想させる絶妙な名称にも嬉しく思っています」とコメント。
日本郵政から１億４,４００万円で施設を買い取るまで日南市はグリーン商事に無償で貸し付け、４月から年間６,１００万円でグリーン商事が借りることを予定。
「ひなたの宿」は２０２１年２月上旬を目処に温泉施設の営業、２月中旬から下旬にかけてレストラン・宿泊の順に再開する予定で、初年度は２億７千万円の売上を見込んでいる計画です。
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