日南市の特産材である「飫肥杉(おびすぎ)」の植林を進め、普及に貢献した旧飫肥藩の藩士・野中金右衛門(のなか・きんえもん)の功績を讃えた木材市が開かれました。
日南市北郷町にある日南製材事業協同組合の敷地には、飫肥杉の丸太7500立方メートル分が集められました。 はえ積みになった飫肥杉は、樹齢40年から80年ほど、長さおよそ3メートルから4メートルで、4種類に分けてあります。
木材市には県内だけでなく、熊本県や鹿児島県などから、およそ50人の木材業者が買い付けに来て、買い入れ価格を書いて落札していました。 地元から参加の女性の木材業者は「いつもよりだいぶ多く出ているので、少しでも多く買って帰りたい」とコメント。
組合によりますと、今年の落札価格は1立方メートルあたりおよそ1万1千円と、例年より500円ほど高かったということです。
組合の高嶺清二理事長(69歳)は「相場はそこそこ需要期であり、今日の市に出ているのは寒伐りで、梅雨を越せる立派な木。今後は海外へ向けて販路開拓をしてきたい」と話しています。
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