令和時代のスタートです。
ゴールデンウィーク、参拝者で賑わう鵜戸神宮では、践祚改元（せんそかいげん）奉告祭が５月１日にありました。 この践祚改元奉告祭。皇太子さまが第１２６代目の天皇に即位され、新しい元号「令和」に改まったことを奉告する祭典です。
奉告祭のあと、紅白餅が２４８個、令和と書かれたクリアファイル２６７９冊が参拝者に配られました。 用意された数については、飛鳥時代の大化から数えて令和が２４８番目の元号であることと、皇紀２６７９年に合わせたそうです。
▽東京から参拝者は「令和の時代なので良い時代になればと思ってお参りしました。安全安心な時代になってくれると良い」 ▽大阪から参拝者は「みんなの幸せと戦争のない平和な時代にこれからもしていってほしい」
日南市役所では、令和初日に婚姻届を提出するカップルが相次ぎました。 ▽荒武透さん（34歳）・史緒里さん（26歳）「時代が変わるということもあって、２人で新たなスタートをきるのに、とっておきの日だと思って今日にしました」「ドキドキ、ワクワクしています」「令和の和にちなんで和やかな家庭にしていけたらと思います」と話してくれました。 婚姻届は１７時現在、２０組が提出しているということです。
飫肥（おび）城下町では、即位を祝って祝賀パレードが開催。 集まった市民およそ３００人に、日南市の特産材・飫肥杉と和紙でできた行灯や日の丸の旗が配られました。
飫肥城観光駐車場から本町商人通り・大手門までの約１キロを練り歩き、即位をお祝いしました。
▽参加者は「新しい元号ということで新鮮な気持ちで歩きました」「とても楽しかったです」
▽田中利郎副市長「これだけ多くの人に参加いただいて令和と天皇陛下を祝うパレードが出来たことを大変嬉しく思います」
パレードを実施したのは、城下町飫肥まちづくり協議会・加藤正勝会長（75歳）「きょう雨ということで天候を心配していたが、パレード前には晴れてきて開催できて良かった」と話していました。
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