誰かに手伝ってもらいたいことを依頼したり、自分の得意なことが提供できる「シェアリングエコノミー」。
シェアリングエコノミーに参加するのは日南市と、サービスを運営する株式会社エニタイムズ(東京都港区/角田千佳社長)。それに、日南市シルバー人材センター(谷口孝雄理事長)と、子育てサポートにちなん(谷口乃富江理事長)です。
日南市では全国で初めて、シェアリングエコノミー推進都市宣言を崎田日南市長がしました。「日南市はここに『シェアリングエコノミー推進都市』を宣言し、時代に即した公助・共助・相互扶助の社会を目指します」
そしてインターネットを使いマッチングによって繋がる、お手伝いサービス事業の協定書にサインをしました。
会見では、シェアリングエコノミーを日南市にどう浸透させるかなどの質問がでました。角田千佳・代表取締役社長は「信頼があるシルバー人材センタ−、ファミリーサポートセンターと組むことによって信頼感を出していき地域の助け合いをしていくことを目指す。今後具体的にどうやっていくかに関しても、マーケティングや広め方を改善しながら作っていきたい」 ▽日南市内でどの位の利用者を見込んでいるのか尋ねると「利用者数に関しては、始めというところなので、(日南市の人口)5万人の利用者ということよりも、濃いファンを作りたいと考えている。やはりたくさんリピートしてくれる方を一人でも多く増やしていくところから始めたい」とコメント。
崎田日南市長は「2017年3月までは実証実験という意味合いも強い。実際初めてやることなので、いろんな課題や良かったことをしっかり検証したい」
シェアリングエコノミーの依頼件数は非公開ですが、依頼者と提供者合わせて全国で約2万人の会員が、サービスを利用しているそうです。
参加することになった、日南市シルバー人材センター・稲用祐一郎事務局長は「新たなお客さんが増えることを期待。既存の仕事とは別な仕事が来ると思いますので、シルバー人材会員や仕事がない人にとっても大変期待しています」と話していました。
日南市でのシェアリングエコノミーは8月1日からスタートし、2017年の3月まで手数料は無料で利用できるとのことです。
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