ＪＲ日南線の日南駅がリニューアルしました。 外装や窓枠の一部には特産材の飫肥（おび）杉を使っており、無料で利用ができるコミュニティスペースができました。
子ども連れでも訪れやすいように小上がりができる６畳の和室や、寄贈された本などがあり、これまであった待合室よりも２倍以上広くなっています（57.6㎡→130.86㎡）。
今回の改修には、株式会社良品計画と株式会社乃村工藝社が連携しており、利用が多い高校生を中心にワークショップや子育て世代などからの意見を集めて形にしています。
工事は日南市が発注しており、県の補助金（約437万円）を活用する予定で工事費は９１７万円程となっています。
日南線を利用する市民は「すごい。以前とだいぶ違いますよね。待合室で勉強できるようになったでしょ。冷暖房もついているし すごいですよね」「地元の材料を使っているから良いですね」「油津駅も南郷駅もすごい変わっているから、どんどんこんなふうに駅がキレイになってくれたら良いです」とコメント。
日南市役所総合政策部・主査の宇都敬太さんは「列車を待つ時間を有効活用して勉強できるスペースや、和室を整備しているのでお子様連れの方が気軽にお越しいただいて快適に過ごせる空間にしている。交通を利用される方以外にも気軽に来ていただきたい」と話していました。
１９４１年に吾田駅として開業した日南駅。 利用者の減少傾向にある日南線、路線バスやコミュニティバスの利用促進へつなげたいとしています。 日南駅のコミュニティスペースは７時から１８時まで利用できます。
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