アカウミガメの産卵地として知られる日南市風田浜にある市営のふ化場で8月2日、アカウミガメのふ化の兆候が早朝に確認されました。
5月27日に産卵したアカウミガメの卵113個から90匹がふ化しており、日南市アカウミガメ保護監視員がすぐに放流しました。 体長5センチ程ある子ガメは、元気よく海に入っていきました。
日南市アカウミガメ保護監視員の桑田守さん(69歳・日南市野生動物研究会)は「やっとふ化し始めたので、気を引き締めてやっていきたい。8割5分以上で順調。今年初のふ化にしては数が多かった」と話していました。
アカウミガメの卵は、高波でかん水したりするのを防ぐため市営の孵化場に現在、約4,000個が保護されています。
去年アカウミガメはおよそ23回、日南市内の海岸に上陸し、そのうち19匹が2,451個の卵を産み、ふ化したのは1,321匹(ふ化率53.9%)でした。 アカウミガメのふ化は10月上旬頃まで続きます。
【訂正】今年初産卵が確認されたのは5月26日で、ふ化したのは5月27日の卵になります。訂正してお詫びいたします。
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