日南市は各店舗や事業所などが新型コロナウイルス感染防止対策と経済活動の見える化を目的に、グリーンフラッグモデルに取り組んでいる中、家庭でも感染防止対策の意識付けにつながるとして「グリーンフラッグプラス（家庭版）」を作成したことを崎田日南市長は記者会見で発表しました。
このグリーンフラッグモデルの活動を家庭にまで広げてほしいと日南市自治会連合会から市に要望があたことで、家庭用のステッカーや缶バッチなどを制作。 ステッカーのサイズは、円型タイプが直径１５０ミリ、 縦型タイプが縦１７０ミリ・横６０ミリのビニール製、缶バッチは４４ミリ。 ステッカーは自治会を通じて８月１５日から市内回覧で１万９,５４６の全世帯に配布。 缶バッチは８月中旬頃、市役所と各支所で配布を予定しています。
全国的に接客を伴う飲食店などでクラスター（集団感染）が発生したことを受け、日南市は主に接客を伴う飲食店に入店する際、自分の名前と連絡先を記入したカードを提出する「グリーンカード運動」を７月３１日から始めます。 県や保健所が濃厚接触者の追跡を迅速に行えるようにして感染拡大防止に繋げたいねらいです。
崎田日南市長「自分が責任をもって名前を書いて行っているという経済活動は、感染対策をしっかりやるという意識づけもされると思う。しっかり出来る経済活動をやっていくことにもつながっていく」とコメント。
カードは名刺サイズで５５ミリ・９１ミリ。 市のホームページからカードのひな形のダウンロードが７月３１日よりできます。 グリーンカードはメモ用紙や名刺で代用も可能。 店側は提出されたグリーンカードを箱などに入れ、１カ月間保管することになっていて、市はプライバシーの保護にも配慮しており、あくまで強制ではなく合意の上、利用者が協力できるものとしています。
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