経営環境の悪化などを理由に2019年12月20日で営業を終了した日南市星倉にあった宿泊施設「旧かんぽの宿日南」の運営事業者に、都城市でホテルを経営する「株式会社グリーン商事」に決まったことを日南市が発表した。
グリーン商事は都城グリーンホテルとして、宿泊や宴会、ブライダル、Jリーグキャンプ受け入れなどの実績以外に不動産や葬祭などの業務も行う。 今回の公募はすべてホテル業からあり、市内から1社、市外2社、県外1社の合わせて4社。
会見で崎田日南市長は「早期の再開を一緒に取り組んで行き、多くの観光客だけではなく、広く市民のみなさんにも愛されるホテルを目指していただきたい」とコメント。
日本郵政から施設を10月21日に無償で借りた日南市は同月22日から運営事業者の公募を開始。 審査には観光交通事業者や金融関係者、商工会議所など9人が11月に事業者を選定。
日南市は一般財源で日本郵政から約1億4500万円で施設を購入するための予算を議会へ提案。 使用貸借契約を12月18日に締結後、日南市はグリーン商事に施設を貸し付ける。 グリーン商事は2021年2月を目処に施設の営業を再開する予定。
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