コロナ禍の中、旅立ちの春です。 日南市木山にある専門学校、宮崎福祉医療カレッジの卒業式が3月5日に開かれ、卒業生48人が巣立ちました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年の卒業式は卒業生のみが校内で行いましたが、今年は感染症対策をして学校関係者のみで執り行われました。
式典では介護福祉学科と社会福祉士学科、それにスポーツ福祉コースの生徒へ学校長から卒業証書が一人一人に授与されました。
このあと高崎広一郎校長が「新型コロナで苦しんだ経験は人の気持ちを理解する上でとても重要。誰かのために力を発揮できる人であってほしい。誠実・慈愛・克己の精神を今一度心に刻み、更に精進してください」と式辞。
卒業生を代表してスポーツ福祉コース野球部の主将を務めていた小齊平拓也さん(20歳)「コロナの影響で思うように練習ができず、あたりまえの日常や大事な一日に感謝できるようになりました。来年度は優勝というタイトルを後輩へ託したいです。学校で学んだことは今後の人生で活かされると確信しています。未来へ向けて精一杯羽ばたきます」が答辞を述べました。
▽介護老人福祉施設へ就職する留学生のグエン・ティ・カムカクさん(30歳)は「コロナの影響でうまく勉強ができないときがあったが無事に卒業できました。本当に有り難い気持ちでいっぱいです」 ▽独立リーグの大分B-リングスに決まった川上理偉さん(19歳)「独立リーグで野球を続けます。チームの主力選手になって1・2年後には絶対NPBに行ける選手になりたい」とコメント。
卒業生は県内を中心に福祉医療施設への就職、社会人野球や独立リーグなどの道に進みます。
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