日南市民に対して防災無線やＳＮＳ、市の広報誌などを活用して交通安全に関する情報を提供する「日南市交通安全情報ネットワークに関する連携協定」の締結式が１０月６日に市役所で行われた。
協定を締結したのは日南市と日南警察署、日南地区交通安全協会、日南地区安全運転管理者等協議会。 ４者が連携を強化して地域に密着した身近な交通情報を提供したり、市民から寄せられた情報や要望などを交通安全活動に活かしたい考え。
連携協定前の背景として、コロナ禍で人を集めた教育が難しいことや、幅広い年齢層に交通安全の啓発が必要であること、市民や企業が行っている交通安全活動の情報を有効的に利用できていないなどの問題点があった。 関係機関や団体との連携で新しい交通安全対策の展開ができることに期待がかかる。
髙橋日南市長は「今回の協定でいろんな角度から交通安全の啓発は必要。団体が協力しながら交通違反や事故ゼロにできると期待しています」とコメント。
日南警察署の交通課によると今年に入って悪質な交通違反や飲酒運転による交通死亡事故が２件発生している。 日南市では協定を締結したことで市民にタイムリーな情報を本格的に流していきたいとしている。
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