新茶のシーズン到来です。 日南市北郷町・黒山にある井ヶ田(いげた)製茶北郷茶園(代表取締役・田村かおる)で新茶の収穫を前に準備作業が始まっています。
標高350メートルにある天空の茶園とも称される茶園。 黄緑色に輝く茶園の面積は約340アールあり、「やぶきた」や「くりた早生」など6種類のお茶を農薬は使わず有機栽培しています。
この時期に満開を迎えるヤマザクラが観られる茶畑では、新芽の状態を確認したり、渋みが少ないまろやかなお茶になるように被覆作業などをしていました。
今年の出来について製造課・課長の諸井健人さんは「冬が寒くて茶園の休眠がしっかりできたおかげで新芽が勢いよく伸びていて、例年並以上の良い状態を迎えています。香りが良い爽やかな飲み口が特徴ですのでぜひ味わってほしい」と話していました。
収穫作業は4月18日から5月上旬までを計画しており、新茶は約3トンの収穫を見込んでいます。 一番茶の販売は5月から市内にある店舗やインターネットなどで購入ができるそうです。
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