日南市板敷の乱杭野(らんぐいの)にある「ゆあさ果樹園」では、11月27日から不知火(しらぬい)の収穫が始まっています。
不知火はデコポンとも呼ばれ「ポンカン」と「清見」の交配によって1972年に作られた品種で、味はジューシーで甘く、ほんのり酸味が利いています(デコポンはJA熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標)。
オレンジに色づいた不知火がたわわに実る、約16アールのハウス。
家族や知人ら6人が、直径10センチ程に育った実を、ひとつずつ丁寧に収穫しています。
今年の出来について園主の湯浅幸則さん(74歳)は「台風の心配もなくて酸と糖のバランスが良く、爽やかな美味しい不知火が出来た。みなさんに召し上がってほしいです」と話していました。
果樹園では2キロ箱入り5~6玉で3,056円(税込)から販売を行っているそうで、年末年始の贈答用としても喜ばれています。
日南市内では100件の農家が不知火を生産しており、昨年は年間で623トンの収穫がありました(日南市統計)。 不知火の収穫は12月いっぱい続きます。
問い合わせ
ゆあさ果樹園
tel.0987-21-2702 fax.0987-21-2705
日南市大字板敷7938番地
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