小学生の夏休み陶芸教室「南浦塾」

小学生の夏休み陶芸教室「南浦塾」


 夏休みに陶芸や絵画などを専門家に教えてもらえる教室「南浦塾(なんぽじゅく)*」が開かれました。 講師は日南学園で美術の非常勤講師を務める黒木房子さん(68歳)。

 陶芸教室では日南市内の小学生50人が参加。 丸く粘土を引き延ばして底の部分に自分の名前を書いていました。

 子どもたちは陶芸の基本である「ひもづくり」という方法でカップや置物を仕上げます。 直径1センチのひも状に伸ばしていき、積み上げていきます。 粘土を水で溶いたドベを使って、型取りした粘土をつけたりして慎重に作業していました。

▽「楽しかった」「私が作ったマグカップをお父さんとお母さんにプレゼントしようと思います。キレイに焼き上がるのを楽しみにしています」とコメント。

 ゴリラのイラストの入ったTシャツを着た子は写真を見ながらゴリラの置物を作っていました。 ▽「お父さんがゴリラみたいな顔をしているから作りました。玄関に飾ってゴリラがお父さんの帰りを待ちます」とコメント。

▽黒木さん「もっと美術やものづくりにたくさん機会を与えられると良いなと思って、毎年協力をしています。子どもたちも楽しんでくれて、いい作品がいっぱいできたので、やって良かったと思いました」と話していました。

 作品は1~2週間乾燥をしてから、ガス釜で7時間素焼きがされ、釉薬をつけて1230℃で本焼きをして完成します。 焼き上がった陶器は夏休み明けに学校で渡されるそうです。

*「南浦塾(なんぽじゅく)」とは、後水尾天皇に四書を進講したり、島津家の外交文書の起草で活躍した南郷町外浦生まれの「南浦文之(なんぽ・ぶんし)」の名前から名付けた塾。

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