９月９日は救急の日。 ９月４日から９月１０日の救急医療週間に合わせて、日南市の観光をＰＲする日南サンフレッシュレディの水元穂乃香さん（20歳/東郷地区・日南市役所臨時職員）が１日救急隊長に。
斎藤宏消防長から委嘱状が手渡されたあと、救急服に身をまとい車両や機材の点検をしました。 感染防護衣やゴーグルなどを着用して救急車に搭乗して出動するまでの訓練を体験。
呼吸が止まった人に胸骨圧迫や人工呼吸をする心肺蘇生法や、新型コロナウイルス感染の疑いがある患者をトランスバッグを使ってウイルスを外に出さないようにする救急搬送を想定した訓練もしました。
▽救急隊長を体験した水元さん「市民のみなさんに救急現場のことを少しでも知ってもらえたらと思って頑張っています。いろんな機材とかもあって、一つ一つ私たちの命を守るために、いろんな努力があるんだなということをすごく感じました」と感想。
２０２１年は１日あたり約６件の割合で、２,３２１件救急隊が出動しています。
▽日南市消防本部・警防課長の山本真市さん「コロナ禍によって医療機関・救急医療機関がひっ迫している状況。全国的にも救急出動件数が5.1秒に1回となっている。救急車の台数が限られていますので、救急車の適正利用をお願いします」と話していました。
日南市内では新型コロナウイルスの影響で去年の６月～８月（620件）と比べて今年は１.２倍多い７５１件、救急車の出動要請がありました。
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