日南市の秋の風物詩「飫肥(おび)城下まつり」が九州の小京都と呼ばれる飫肥城下町を中心に10月19・20日の2日間行われました。
江戸時代から伝わる郷土舞踊「泰平踊(たいへいおどり)」が披露され、2頭の騎馬武者が大手門を駆け抜けていきました。
ステージイベントでは、日南で歌のうまい人を決める「歌うまグランプリ」が行われ、市内外から22人が出場し自慢の歌声を披露。 下は小学生から最高齢は87歳の参加者も。
ヒップホップグループ「ET-KING」によるステージが行われ、盛り上がりを見せていました。「愛しい人へ」や、結婚式の定番ソングとしても有名な「ギフト」など、アンコールを含めて全7曲を熱唱。
▽熊本県八代市から「飫肥の雰囲気もすごく活気づいてET-KINGがめちゃめちゃ盛り上げてくれて嬉しかった」とコメント。
本町商人通りで行われた時代絵巻パレードでは、城下町を彷彿させるかのような侍大将と女武者が馬に乗って登場。
9地区から選ばれたミスお姫様が着物姿で人力車に乗り、パレードに花を添えるなど、およそ1,400人(45団体)が練り歩きました。
▽日南市内から「練習を頑張ってきたのですごく感動しました」「みんな素敵で可愛かったです。昔の私を見るようでした」「暑い中よく頑張っているなと思って、これからも伝統続けば良いなと思っています」と話していました。
飫肥城下まつりは2日間で延べ4万5,000人の人出で賑わいました。
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