今年も漁獲量日本一を目指して 大堂津でカツオ船 今年初出港

今年も漁獲量日本一を目指して 大堂津でカツオ船 今年初出港


 近海かつお一本釣り漁獲量が29年連続日本一を誇る日南市では、大型のカツオ漁船の乗組員(17人)らが、朝から漁の準備に追われていました。

 1月23日、冷たい風が吹きつける中、日南市内で今年最初に出港するのは大堂津漁港に所属する、第三神徳丸(じんとくまる・119トン)です。

 ▽漁労長の近藤仁志さん(71歳)は「漁に出るつもりではいたんですけど、餌がないので2月に入ってからかと思っていたが、イワシの生きたやつがあるから出港を決めました。大漁とみんな怪我がないように健康であってこそ漁もあると思う。それだけですね」と話していました。

 見送りに来た家族や地区の人などにカラフルな紙テープが配られ、午後3時頃、漁船は大きな大漁旗をなびかせて港を出ました。

 この日を皮切りに、日南市ではカツオ船が次々と出港し、初カツオのシーズンを迎えます。

 日南市のまとめによると、去年のカツオ船の総水揚げ量は2万1,910トン(カツオ以外の魚種も含む)と一昨年より8,500トン程増え、漁獲高は84億8,838万円で一昨年よりも28億円ほど増えています。

 南郷漁協に所属する「竜喜丸」は2023年、過去最高のおよそ6億3,800万円の漁獲高を記録し、日本一に輝きました。

 かつお一本釣り漁は、沖縄周辺で操業したあと、東北方面まで北上しながら11月頃まで漁が続く予定です。  

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