卒業前の中学生に「手作り押し花しおり」を贈呈

卒業前の中学生に「手作り押し花しおり」を贈呈


 卒業を迎える市内10校の中学生に手作りの「押し花しおり」を日南地区更正保護女性会が毎年この時期に贈呈しています。

 このうち日南市立飫肥中学校(北林克彦校長・全校生徒175人)3年生58人に押し花しおりを送るとともに、4人の会員が保護司についての話をしました。

 非行や薬物などの犯罪をした人を保護したことのある山平志保子会長は「人間は一人では生きていけません。大切な自分を守るために、いろんな人の話を聞いて。目標を持って優しい心を持った大人になってほしい」と気持ちを伝えました。

 配られた押し花しおりは、主にタンポポやスミレなど野の花が使われ「別々の道に進んでも故郷を忘れないで」という思いが込められているそうです。

 しおりを受け取った生徒 ▽﨑村羚央さんは「しおりにも思いが込められているので大切にしていきたい」 ▽川添璃子さんは「これからの人生において、自分が道を踏み外さないように自分の意志を強く持って生きていこうと思った」と話していました。

 今年で押し花しおりの贈呈は24年目。 日南地区更正保護女性会では、会員が月に1回集まって制作し、今回は429人の卒業生に手渡しました。

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