能楽「鵜羽」の舞台 鵜戸神宮 上演に向けてクラウドファンディング

能楽「鵜羽」の舞台 鵜戸神宮 上演に向けてクラウドファンディング

能楽「鵜羽」の舞台 鵜戸神宮

 日南市の鵜戸神宮が舞台となった復曲能「鵜羽(うのは)」が5月4日に上演されます。 舞台設営費や出演費などに多額な資金がかかることから鵜戸神宮では、インターネットなどで資金を集めるクラウドファンディングを行っています。

 この能楽は、神武天皇の父である鸕鷀草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)の御生誕をモチーフとされた、室町時代の日本の能楽師・世阿弥による作品です。

 しかし、室町将軍・足利義教が暗殺された際に上演されていたことが災いし、徳川幕府第5代将軍の綱吉により長い間上演禁止に。 1991年に約300年ぶりに複曲され、大槻能楽堂などで公演が行われれるまでは、幻の演目となっていました。

 演目は人間国宝の大槻文蔵氏が「神歌」、能楽師の野村萬斎氏が狂言「樋の酒」、大槻裕一氏が「鵜羽」などを初めて鵜戸神宮で上演します。

 ▽鵜戸神宮・黒岩昭彦宮司は「今回の上演のみならず、人口減少や高齢化により、伝統文化の継続、普及が難しくなっているのが現状です。未来へ大切な文化を守り続けるためには、次世代の力が必要。今回の復曲能『鵜羽』へのご支援を一つのきっかけとして、地域住民の皆様、能が好きな皆様など多様な方々と、一緒に文化を守っていただけるお仲間が増えれば嬉しい」とコメント。

 鵜戸神宮では鑑賞チケットなどの返礼品があるクラウドファンディング以外の方法でも支援の受付を行っています。

お問い合わせ

鵜戸神宮
〒887-0101 宮崎県日南市宮浦3232
events@udojingu.or.jp
tel.0987-29-1001

▽クラウドファンディング
https://readyfor.jp/projects/udojingu?sns_share_token=f1ad92c3fb9adc226f40

「鵜羽」クラウドファンディング

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