6月10日の時の記念日に、日南市立飫肥(おび)小学校(田脇幸夫校長・全校児童335人)6年生の児童48人が鐘撞き堂で鐘つきをしました。
学校の敷地内にある鐘撞き堂で、4人1組になり交互に20回ほど鐘をつきました。 大きな鐘の音に耳を塞ぐ児童もいれば、小さな音が鳴ってしまったグループも。
▽鐘をついた児童は「初めてついて大きい音でびっくりしたけど鐘をつけて僕は飫肥小で良かったなと思いました。時間は大切にしていきたいと思いました」「みんなときちんとリズムを合わせて、ちゃんと鐘をつくことができました。時間に遅れる時もあるので、きちんと気をつけようと思いました」と話していました。
江戸時代中期に造られたこの鐘撞き堂は、太平洋戦争で軍に鐘を差し出しましたが、市民の手によって1965年に復元された歴史があります。
飫肥城の鐘をつく会(大塚昇会長)から鐘撞き堂の歴史や、時間の大切さなどの話しがあり、児童達は学習をしました。
鐘つきは今も飫肥城の鐘をつく会を中心に、毎朝6時に鐘をついています。
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