宮崎海上保安部の環境教室 プラスチックゴミについて児童が学ぶ

宮崎海上保安部の環境教室 プラスチックゴミについて児童が学ぶ


 プラスチックゴミなどが海に与える影響を学ぶ海洋環境保全教室が日南市立大堂津小学校(藤岡博校長・全校児童45人)で6月24日に開かれました。 環境教室には3・4年生の児童11人が参加し、宮崎海上保安部の職員が講師をつとめました。

 プロジェクターを使った紙芝居では、ウミガメが好物のクラゲと間違えてポリ袋を食べて苦しむという物語。 紙芝居を通してゴミを捨てないよう児童に呼びかけました。

 このあと海岸にあるゴミの中で一番多いゴミは何かなどクイズが出されました。 最後には海上保安庁のマスコットキャラクター「うみまる」が登場し、海にゴミを捨てないことを約束しました。

▽児童は「海でゴミを捨てずに楽しくきれいにボランティアをしたい」「マイクロプラスティックを鳥や魚が食べて死んでしまうことを初めて知りました」「ゴミをちゃんと拾えばきれいになるから、ゴミをちゃんと拾いたい」とコメント。 

▽宮崎海上保安部・医療支援係の篠原晃希さんは「きれいな海っていうのが宮崎県の魅力のひとつかと思いますので、多くの子供たちにきれいな海をつなげていけたら」と話していました。

 6月の「海洋環境保全推進月間」に合わせて大堂津小学校では毎年、海岸の漂着ゴミ調査など行っています。

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