
日南市立榎原中学校(日高幸浩校長・全校生徒21人)の1年生7人が、地域の歴史や文化を学ぶ「日南ふるさと学 飫肥(おび)・油津(あぶらつ)訪問」を10月23日に行いました。
この取り組みは、総合的な学習の時間の一環として毎年行われているもので、生徒たちはふるさとへの理解と誇りを深めることを目的に、地域の名所を巡りました。

午前中は油津地区を訪れ、日南市観光ガイドの案内で、夢ひろばの軽便鉄道跡や堀川運河を見学。港町として栄えた油津の歴史について学びました。 生徒たちは、地名の由来や夢ひろばが造られた目的など事前に質問を用意。当時の町の様子を思い浮かべながらメモを取っていました。

午後からは飫肥地区に移動し、旧本丸や松尾の丸などの史跡を見学。江戸時代の城下町の町並みや文化について学び、飫肥藩の歴史に触れました。
▽見学した多田美璃亜さん(13歳)は「普段から来ている場所でも、知らないことが多くて勉強になりました。夢ひろばに線路跡があって鉄道が走っていたことにびっくりしました」と話していました。
榎原中学校では、地域の自然や歴史、文化から学ぶ体験を通じて、これからも「ふるさと日南」への愛着を育んでいきたいとしています。






