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日南市で回収の野鳥から高病原性鳥インフルエンザ 県が監視体制を強化

 宮崎県は10月24日、日南市内の駐車場で回収された野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されたと発表しました。

 県によりますと、10月22日に日南市内でヒドリガモ1羽の死亡個体が見つかり、簡易検査の結果、A型インフルエンザウイルス陽性と判定されました。 その後、国立環境研究所での確定検査により、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されたということです。

 環境省では、回収地点を中心とする半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定し、野鳥の異常監視を強化しています。 また、回収地点から半径3キロ以内に家きん飼養農場はなく、現時点で家きんへの感染は確認されていません。 県では、県内の養鶏農家などに対し、野鳥の侵入防止や消毒の徹底など防疫対策を改めて呼びかけています。

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