日南市の特産材「飫肥杉(おびすぎ)」の植林を広めた旧飫肥藩の藩士・野中金右衛門(のなか・きんえもん)の功績をたたえる「第71回野中金右衛門顕彰記念市売会」が2月24日、開かれました。
会場となった日南市北郷町の日南製材事業協同組合の敷地には、飫肥杉の丸太およそ7000立方メートル分が並びました。
丸太は日南市内産が8割、市外産が2割で、樹齢はおよそ45年から80年。長さごとに35種類に仕分けされ、椪積みにされました。
市売会には宮崎県内のほか鹿児島県などから15社・およそ60人の木材業者が訪れ、入札方式で競りが行われました。
中には景気づけの意味を込め、平均価格を上回る1立方メートルあたり1万5000円の高値で競り落とされた推奨椪もありました。
組合によりますと、この日の落札平均価格はおよそ1万2000円で、例年並みの水準だということです。
▽日南製材事業協同組合の河野宗九郎理事長は 「原木の集荷量は過去一番集まったと思う。原木流通がもっと栄えてくると、市場の方も栄えてくるのかと思います。やはり住宅着工数が少ないので、ぜひ皆さん飫肥杉材を使って住宅を建てていただければと思います」と話していました。
宮崎県産杉は、34年連続で生産量日本一となっていて、県内では国内外への販路拡大を進め、さらなる需要拡大を目指しています。




