今年で24回目となるシャンシャン馬道中再現とシャンシャン馬道中唄全国大会決勝が鵜戸神宮で3月28日にありました。
シャンシャン馬道中は宮崎県の伝統的な民俗行事で、シャンシャン馬道中再現会(和田晧会長)が主催する毎年恒例の行事。
一般公募で選ばれたのは、村角知幸さん(30)・瑶子さん(23)と、庄司教人さん(34)・清加さん(36)の2組。
あいにく冷たい雨の中でしたが、参道にいる方からも温かく祝福されていました。
一方、鵜戸神宮の儀式殿ではシャンシャン馬道中唄全国大会決勝が行われました。
幼年から寿年まで222人が決勝に出場し、自慢の歌声を披露していました。(参加者は予選を含め2日間で延べ509人)。
遠方からは愛知県より参加。また最高齢は85歳(大正15年生)の方も決勝に駒を進めました。
グランドチャンピオンは宮崎市の小渕愛子さん(成壮年部)で「他の大会に向けて頑張りたい」と話していました。
各部門の優勝者
寿年1部 池田愛子(日南市)
寿年2部 菊地玲(宮崎市)
高年部 坂下利子(小林市)
実年部 川口和代(宮崎市)
成壮年部 小渕愛子(宮崎市)
少年1部 海老原花音(日南市)
少年2部 桑水流里帆(日南市)
【シャンシャン馬道中唄】
シャンシャン馬道中唄
一.(ハァー コンキー コンキー)
鵜戸さん参りは春三月よ 参る(ハラセ)
参る其の日がご縁日(ハァー コンキー コンキー)
参りゃとにかく帰りの節はつけて(ハラセ)
つけておくれよ青島へ(ハァー コンキー コンキー)
二.鵜戸さん参りに結うたる髪も 馬に
馬にゆられてみだれ髪
音に名高い背びらの峠 坂は
坂は七坂七曲
三.鵜戸さんよいとこ一度はおいで 一目
一目千里の灘がある
ゆこか参ろうか七坂こえて 鵜戸の
鵜戸の神社は結び神
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