スイートピー生産量日本一の日南市。 日南市北郷町大藤の徳井三十志さん(56歳)のビニールハウスで、スイートピーの収穫が11月から本格的に始まりました。
朝早くから徳井さんの家族や従業員あわせて9人が手際よく花の摘み取り作業にあたっていました。
広さ25アール程あるハウスでは、8品種のスイートピーを栽培。
白やピンク、宮崎県オリジナル品種である、パープルカラーの式部や恋式部など可憐な花が咲いており、ハウスの中は甘い香りが漂っています。
今年の生育について、JAはまゆう花卉部会長の徳井さんは「今年は10月に涼しくなりましたので順調に育って花が早くから咲いた状況」「(県のオリジナル品種の栽培について)ツルがない品種もありますので早く手を加えてやらないといけない特徴がある。その分ツルを手で切らなくて済む利点もあり良いと思って作っています。バラエティーに富んで人気のある色もあるので良いです」と話していました。
12日、生産者や関係者ら約50人が選果場に集まって初出荷式が開かれました。 スイートピーは、関東や関西など全国25の市場へ発送されます。
JAはまゆうによると年間およそ1,120万本(約3億6100万円)の出荷を見込んでおり、スイートピーの収穫は、年明け3月をピークに、来年4月上旬まで続きます。
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