日南学園高校(藤原昭悟校長・全校生徒544人)の調理科では包丁授与式が行われました。授与式には調理科1年生から3年生99人の生徒と職員が参加。
真新しい白衣に身を包んだ1年生36人に、3年間使用する包丁が藤原校長からひとりずつ手渡されました。包丁は和包丁と洋包丁の5本セットで名前が刻まれています。
藤原校長が「これから先、3年間の調理実習だけではなく、将来自分の包丁として大切にして頂きたいという思いを持って、包丁をみなさんに手渡した」と述べました。
そして3年生・竹井純菜さん(17歳)が「今、管理栄養士になることを目標に学校生活を送っています。2年生とは2年間、3年生とは1年間ですが一緒に学んでいきましょう。そして一緒に自分の夢に向かって頑張っていきましょう」と1年生を激励。
1年生の松本陸さん(15歳)は「1本1本に自分の名前が刻まれた包丁を手にして、社会に貢献できる調理師になろうと決意を新たにしました。3年間日南学園の調理科生として、包丁を研ぐように心も磨いていきたい」と決意を露わにしました。
包丁を受け取った生徒は「調理実習でたくさんの料理を作るので、包丁をちゃんと使って、良い料理が作れるように頑張りたい」と気を引き締めていました。
この包丁授与式、調理師になるための志と意識を高めるために調理科創設30年目を迎えたことで、今回初めて行ったそうです。
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