おび城音楽祭

 飫肥城址で音楽祭が8月27日に開催(城下町飫肥まちづくり協議会主催)。 大手門の中にある石階段が客席となり、多くの観客が集まりました。

 津軽三味線とパーカッションで奏でる温故知新による演奏です。 16歳から三味線を習い始めた石井秀弦さん(56歳)は日南市出身。

 津軽三味線石井流の家元であり、邦楽の世界だけに留まらず、洋楽とのセッションにも積極的に活動しています。

 パーカッションは都城市出身の上之園謙治さん(61歳)。これまでに著名人とのセッションや、海外での行事で演奏をするなどして、現在は後進の育成にも努めています。

 今回初披露となった飫肥をテーマにして作った曲「古都(こと)」。
そして石井さんのお弟子さんも加わり、全7曲を披露。 このあと、橘太鼓響座とコラボ演奏もあり、会場を沸かせました。

 音楽祭が終わって石井さんは「ものすごく気持ちよく演奏できました。歴史を感じる場所なので是非やってみたいと以前から思いがありまして、自分の作った曲でここで演奏できて嬉しく思っています」と話していました。

 2回目で初の屋外公演が叶ったおび城音楽祭。
城下町飫肥まちづくり協議会(加藤正勝会長)では、地域の活性化になるイベントを続けていくそうです。


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