小学校で風水害に備えた避難訓練

 梅雨のシーズンに入る前に、大雨や台風などに備えた避難訓練が日南市立桜ヶ丘小学校(圖師宗忠校長・全校児童79人)で5月18日に行われました。

 大雨で児童ひとりだけで下校することが困難であると学校が判断した場合を想定した訓練です。 訓練では集団下校になる前に、注意点の話があった後、臨時の職員会議が開かれました。

 本来であれば、保護者が学校に児童を迎えに来る(引き渡しを行う)そうですが、迎えが困難な時や、ゲリラ豪雨がある場合、早めに集団下校をとることもあります。

 職員から名簿でチェックを済ませた児童たちは、桜ヶ丘・中平野・岩崎の3つの地区に分かれて、職員と一緒に集団下校しました。 集団下校の途中、通学路で危険な箇所の確認もしました。

 訓練をした児童は「最初は緊張したけれど、みんなが言うことを聞いてくれたから安心した」「今日の避難訓練を活かせるように、風水害が来た時も活かすようにしたい」とコメント。

 野崎忠宏教頭は「子ども達は静かに訓練を真剣にやってくれた。今日は天気が良かったが、本当は雨が激しい時になりますので、動きが実際の時と違うのではと思う。実際の時に役立つように子ども達に指導していきたい」と話していました。

 日南市によると去年、風水害で集団下校や引き渡しを実際に行った小学校は、3校あったとのことです。 こうした訓練は毎年行っており、児童と職員は、避難する際の安全な動きが確認できたようです。

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