国道220号に新たな動きです。
防災整備として着工する「伊比井トンネル」の工事が本格的に始まります。
トンネルの入口では、施工者による安全祈願祭が7月31日に行われ、宮崎河川国道事務所や日南市など約80人が神事に参列しました。
トンネルは、伊比井から富土と小内海から鶯巣(おうさ)の2区間で、総事業費は約80億円。 このうち伊比井と富土を全長724メートルのトンネルで結び、防災面に大きな期待が寄せられます。
掘初めの儀では、盛砂に斎鎌と斎鍬、斎鋤を入れて、工事の安全を祈願しました。 神事のあと宮崎河川国道事務所の鈴木彰一所長や崎田日南市長が「この伊比井トンネルの早期完成により国道220号が安全安心な生活、そして観光ルートとして利用され、日南ひいては宮崎県全体の発展に大きく寄与すると念願しています」とあいさつ。
東九州自動車道、北郷・清武間の開通が未定であることから、救急や災害時には命の道として使われる国道220号の整備も急務とされています。
宮浦地区の住民は「ホッとしています。これからが楽しみです」と話していました。 宮崎河川国道事務所・肥川雄二技術副所長は「このトンネルを掘って通すことによって通行規制を少しでも縮められると考えています」 ▽開通の目処について「宮崎層群という大変難しい地層を掘っていくので、実際に掘ってみた状況で開通時期をみていきたい」とコメント。
宮崎河川国道事務所の話しでは、伊比井トンネルの貫通は2018年の8月を目指しています。
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