飫肥城下町 豫章館「お茶処」オープン

 ひな人形が数多く飾られている飫肥(おび)城下町。旧飫肥藩・伊東家の屋敷「豫章館」の敷地に、お茶処が3月3日にオープン。 ゆっくり奥へ進んで行くと「お茶処・草(そう)」があります。

 草書を思わせるような気楽さで、その心地よさの中に、ひと刻(とき)を過ごしてもらいたいことから「草」という名前になったそうです。

 メニューは、抹茶やコーヒー。枯山水式の庭園を眺めながら、豫章館の入館料と合わせて500円で楽しめます(単品の場合 350円)。

 実はこのお茶処、日南市民からの寄付によってレストハウスだった建物を改装したとのこと。 飫肥城下町保存会へ寄付をして感謝状を受け取った倉元良子さんは「観光客はもちろん、地元の方も利用して貰いたい。ここは長年使われていなかった。機会があったので寄付をした」と話していました。

 昔ながらの趣を残して現代風モダンを兼ね備えたお茶処。 内装のデザインをしたのは、良子さんの姉・米生澪子(よねう・みおこ)さん。「縦格子を活かして、そこから望む庭の良さを引き立てる、ゆったりとしたレイアウト。古い歴史ある建物だから暖簾を下げたり、調和したものが出来上がったかなと思う」とコメント。

 現代の家では少なくなった4畳半の和室。 着付けやメイクでも役に立つ三面鏡も備わっています。 お茶処は飫肥城下町保存会の職員が運営をしていて、今後は着物の着付けなどのサービスを予定しているそうです。

お茶処 草(そう)
〒889-2535 宮崎県日南市飫肥9丁目1-1
tel.0987-25-4533(飫肥城下町保存会)
10:00~15:00 4月以降は土日祝日のみ予定
3月中は毎日オープン(9:00~16:00)

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