東京五輪選手村で使われる飫肥杉の出発式


 2020年の東京オリンピック・パラリンピックで、選手が滞在する「ビレッジプラザ」1棟分に使用される飫肥杉(おびすぎ)の出発式が8月30日、日南市役所であり市職員や関係者など約500人が集まりました。

 今回出荷されるのは、日南市北郷町にある市有林で伐採された約24立方メートルの飫肥杉で、このうち第1便として出荷されるのは、約6立方メートルです。

 出発を前に中央保育園の園児たちが飫肥杉の積み木を使って、ビレッジプラザを作り式典を盛り上げていました。

 式典では、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会・会場整備局長の福島七郎さんは「日南市と東京オリンピック・パラリンピックとの縁が持てたことを大変光栄に思います」とコメント。 来賓のあいさつのあと、くす玉が割られて、飫肥杉の出発を祝っていました。

 崎田日南市長は「日南の飫肥杉が東京オリパラに使用されたという事実が今後の木材振興に繋がっていくと思う。今回、全国の中で杉を使って市町村単独で一棟建てられるのは日南市だけ。非常に栄誉なことだと思っている。少しでも東京オリパラに寄与できることも嬉しい」と話してました。

 オリンピック終了後、ビレッジプラザの解体と合わせて飫肥杉は返却され、2022年以降、建て替えられる市役所新庁舎の一部などに大会レガシーとして使用される計画となっています。

 

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