伊勢えび漁 日南海岸で始まる

伊勢えび漁 日南海岸で始まる


 日南海岸の伊勢えび漁が9月1日の解禁にあわせて、富土漁港で初水揚げがありました。 港から数百メートル離れた所に3隻の船が仕掛けた網を引き上げたあと、1時間程で港に戻り漁師らが手際よく仕分けをして、伊勢えびをかごの中に入れていきました。

 ちょっと微妙な表情を浮かべる漁師・坂元保樹さん(36歳)は「こんな少ないことは、あまりないですね。波が穏やかすぎて条件がよくなかった」とコメント。

 気になる水揚げ量は、去年の初日よりも1/3程少ない、21キロの水揚げで、富土漁港ではキロあたり約6,000円で取引されました。

 初日の漁について日南市漁協・富土漁港の坂元信之さん(53歳)は「初日は全くダメですね。できるだけ捕れた方が良いんですけど、自然相手だから努力するだけですね」と話していました。 

今シーズン日南市内全体の水揚げは、昨年度同様に18トン、約1億円ほどを見込んでいます(▽2016年度19.5トン ▽2017年度18トン ▽2018年度18.6トン)。

 8月29日に鵜戸神宮で豊漁祈願祭を行った、日南海岸伊勢えびまつり実行委員会・松尾太嗣実行委員長は「水揚げ豊漁であることを願祈って、お店に来ていただいたお客に趣向を凝らしたメニュー、リーズナブルな価格で提供したい」と話していました。

 伊勢えび漁は年内を中心に来年4月14日までで、新鮮な伊勢えびが食べられる「日南海岸伊勢えびまつり」が、日南市内の16店舗で9月5日から11月30日まで開催されます。

 

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