日南市の大窪地区で日向夏の収穫作業が3月11日から始まりました。 宮崎県特産の日向夏は、上品な香りと甘さ控えめで酸味が程よいのが特徴で、日南市では281戸の農家が露地で日向夏を生産しています。
このうち約20アール程ある森山柑橘園(森山靖代表)では、朝から家族や地域の人など9人が収穫作業に追われていました。
今年の生育状況について生産者の森山国光さん(77歳)は「今年は温暖化の影響で非常に甘く出来ていると思います」と話していました。
これからの時期、需要が高まる日向夏。 日南市によると今年は約1,250トンの収穫を見込んでいて、収穫と出荷作業は4月頃まで続きます。




