発泡スチロール箱の積み上げ競技「スチレンピック」

発泡スチロール箱の積み上げ競技「スチレンピック」


 発泡スチロール箱の積み上げ運搬やリレー競技などで九州ナンバーワンを競い合う「スチレンピック2023in九州」(主催:発泡スチロール協会)が日南市のくろしおドームで6月3日に開催されました。 九州の製造業8社およそ40人がトーナメント形式で競技を行いました。

 競技で使用するのは、主にイカの出荷用で使われている発泡スチロール箱。 ひとつの高さは約35センチ、重さは僅か110グラム程度です。 積み上げ競技の予選は15段、決勝の25段では、高さ9メートルを超えます。

 一見簡単そうに見える発泡スチロールの積み上げ。 高く積まれると僅かなミスが倒壊に繋がり、集中力と繊細なバランス感覚が必要とされています。 またリレーではスピードも求められます。 積み上げる高さを競うエキシビジョンでは、最高34段を積み上げた人もいて、盛り上がっていました。

 積み上げ競技で優勝したのは、福岡市から参加の株式会社フクカン。 ▽若手エースの樋口稀唯さん(19歳)は「優勝できるとは思っていなかったので嬉しいです。最高19段なんですけど、気合いで上げていこうと思った。来年も優勝を絶対とります」と話していました。

 発泡スチロール界のオリンピックとも言われる「スチレンピック」。コロナ禍ではリモートで2回開催され、一堂に集まっての開催は、実に5年振りとなりました。

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