児童と海上保安官が漂着ゴミ調査


 大堂津海水浴場の海開きを前に海岸にある漂着したゴミ調査を 大堂津小学校3・4年生合わせて20人と宮崎海上保安部が6月22日に行いました。 この漂着ゴミ調査は、学校が行う環境教育の一環として毎年行っているものです。

 各グループに海上保安官が付き添って、児童達はゴミを種類ごとに分別してまとめていました。 今年は地域の人が掃除をしたことで、目立った漂着ゴミはほとんど見られませんでしたが、砂のように砕けたマイクロプラスチックが問題となっていることもありプラスチックゴミが一番多かったようです。

 ゴミ調査をした児童は「海開きのためにキレイに大堂津の海を掃除しました。海にゴミを捨てないでキレイにしたい」「ペットボトルやプラスチックゴミが一番多かった。アカウミガメや海の中にいる生きものが浜に来て死なないようにゴミを拾いました。浜にひとつもゴミが無い海にしたい」とコメント。 

 宮崎海上保安部・警備救難課の野村洋平救難係長は「川から流れてきたりとか海外から漂着しているゴミがあります。一概に日本から流れ出たゴミではなくて、海外から流れ出たゴミがあることを、子ども達にゴミを流してしまったら外国に流れ着いて迷惑をかけることがあるので、ゴミは絶対に川や海へ捨てないでと教えました。漂着ゴミの分類調査を通して環境問題を考える機会を与えて海への関心を高めてもらいたい」と話していました。

調査結果は、海洋ゴミ問題に取り組んでいる団体(JEAN)に送られます。

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