コロナ対策をして小学校で避難訓練

コロナ対策をして小学校で避難訓練


地震や津波が発生したとき安全に避難できるようにするための避難訓練が海岸から1キロほど離れた日南市立油津小学校(安藤利光校長・全校児童246人)でありました。 毎年行われる避難訓練は通常、全学年が参加しますが、今年は新型コロナウイルス感染症対策のため3学年が時間帯をずらして実施。

日向灘を震源とする南海トラフ地震で、日南市の沿岸に高さ15メートルの津波が押し寄せる恐れがあるという想定。 このうち6年生の児童41人が地震発生の知らせを聞くと、机の下にもぐり込んで身を守りました。

このあと、担任の先生が揺れがおさまったことを知らせると、児童たちは先生の指示に従って移動を始め、上履きのまま歩道を走って小学校からおよそ100メートル離れた市営団地の階段を上がって、高さ約25メートルの所までおよそ4分かけて避難。 全学年で避難した時は約7分かかったそうです。

6年生は「命は大切だからみんな真剣に行動していたので良かった」「命を守ることを最優先に行動した。マスクをしていて呼吸がしづらかったので難しい」と話していました。

油津小学校の矢野裕二教頭は「残暑暑い中、マスク着用で小走りで7階の屋上までの訓練。新型コロナ禍の避難訓練で、昨年度の訓練をよく覚えていて速やかに避難できていた」と話していました。

南海トラフの巨大地震で、日南市の沿岸には、国の想定で最大で高さ14メートルの津波が押し寄せるとされています。

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